ランニング

ONのCLOUDシリーズの違い分かりやすく解説しよう

すでに今年はNIKEを買っているのにONが気になって調べた結果、ONではCLOUD FLYERかFLOWが自分に合っていそうという結論に至りました。NIKEの次はまたONかな。

ONのラインナップを調べた理由

ONのCLOUDはモデル名でカウントすると20種類のシューズがあります。(2019年12月時点) 種類がとても多いので、公式サイトもシューズを絞り込めるフィルターを用意してくれています。

ただ、個人的にはこういう自動フィルターで先頭に出ても「あ、これでいいんだ」とはならないんですよね。フィルターで絞ってもいくつか候補が出るので、どれがベストなのか良く分からなくて、結局ラインナップ全体を見てから自分に適したものを選びたい派です。面倒なやつですね。

ということで今回、公式サイトを元に情報整理してみました。ONのショップに行ける人はショップで店員さんに聞くのがベストですが、皆が行けるわけでもないですし、ONを調べている方の参考になれば幸いです。推測の部分もあるので、それは推測と分かるように書いたつもりです。

ONのカテゴリ

まずONには5つのカテゴリがあります。「アクティブ」「トレーニング」「サポート」「レース」「トレイル」の5つで、シューズの各ページに行くと一番上に出ています。これを元に各シューズを一覧にしたものが下の表になります。

この中で、ハーフマラソンやフルマラソンを目指すぐらいの人が日常的に練習するのに良さそうだと思ったシューズを赤にしています。「トレイル」はトレイルランニング用なのでひとまず今回は除外しました。それぞれカテゴリ別に説明しますね。

カテゴリ:アクティブ

公式サイト上でのアクティビティ

公式サイトにカテゴリとは別にアクティビティというパラメーターがありまして、アクティブのシューズは全てアクティビティが”タウンユース”になっています。なのでアクティブのシューズは表の中では赤字にしませんでした。

僕が今年、CLOUDで1,000km走った感覚から言えば、CLOUDでもランニングシューズとして全然使えます。使えますが、ONの中で見ればCLOUDよりさらに練習に適した靴があるという意味でCLOUDは”タウンユース”という位置付けになってるのでしょう。

各シューズについて

さてシューズの種類ですが、まずはCLOUD。これがONで一番ベーシックなシューズです。その防水仕様がCLOUD WATERPROOFになります。

CLOUDの特別仕様がCLOUD 50/50で、前後に分かれたカラーリングが特徴です。Terryも基本はCLOUDで、アッパーの素材等がランニングシューズ感を抑えた仕様になっています。

DipはCLOUDの耐久性強化版ですが、アッパーにはコットンが採用されていてよりスニーカー感が強くなっています。Hiはその名の通りCLOUDのハイカット版です。

細かいことを言うともっと色々違うかもしれませんが、基本的にアクティブのシューズは、快適な街履きとして使えるCLOUDとその派生シリーズというイメージで良いと思います。

カテゴリ:トレーニング

公式サイト上でのアクティビティ

アクティビティのパラメーターですが、CLOUD Xが”タウンユース”と”トレーニング”で、それ以外のSurferとSwiftは”トレーニング”です。

この中では”トレーニング”だけがアクティビティとなっている2種類を練習に適した靴だと判断しています。理由は次で。

各シューズについて

CLOUD Xも基本はCLOUDです。ジム使いとかにも使えるように丈夫に作られていると以前ショップで聞いたことがあり、CLOUDよりは”トレーニング”に使えるということのようです。ただランニングシューズとしての性能はCLOUDと大きく変わらないでしょう。

各シューズのページに記載されている「適している用途」を見ても、SurferやSwiftから中距離ランという言葉が出てきているので、この辺りからONの中でもよりランニングの練習用に向いているモデルなのだと考えます。

SurferとSwiftの違いですが、クッション性を抑えてスピード感を優先しているSurferと、クッション性を重視したSwiftという違いがあります。ただ今回、表の中だけで見てみるとどちらのモデルにもほぼ同額で上位互換的なモデルがあるように感じました。

カテゴリ:サポート

公式サイト上でのアクティビティ

サポートカテゴリの中のシューズは全て”トレーニング”になっています。

サポートカテゴリのシューズは、ソールが幅広くなっていて安定性を増しています。より安定した分、より快適なクッション性を確保できるようにしているということでしょう。その特徴からも素直に練習用だと判断しました。

各シューズについて

種類としては4つあります。価格と「適している用途」から考えてFlyerがサポートの中で一番ベーシックなシューズだと言えます。で、その防水仕様が、Flyer Waterproofです。

後はダブルソールが特徴的なStratusと究極のクッション性を謳うAceですが、これらの「適している用途」に”体重が重い人向け”とあり、より高いクッション性を確保している分、厚底になって重量もFlyerより重くなっています。

先程トレーニングカテゴリの時に「Swiftの上位互換っぽいシューズがある」と書きましたが、それがFlyerです。FlyerもSwiftもクッショニングはどちらも”ハイクッション”になっています。ただ安定性においてはFlyerが”安定感がある”なのに対しSwiftは”フレキシブル”になっており、組み合わせが違います。

組み合わせが違うので、別のシューズだとも言えますが、個人的にはハイクッションなら幅広で安定感がある方が良さそうに思うので、Flyerの方がクッション性を求める人に合うんじゃないかなと考えた次第です。またFlyerの方が軽く出来ていて、1,000円程の違いなので、僕としてはSwiftの魅力が弱いように思えました。実際には同じハイクッションと言っても感覚が違うのかもしれません。

カテゴリ:レース

公式サイト上でのアクティビティ

レースはその名の通りレース向けですが、Flowだけはアクティビティが”トレーニング”と”レース”となっており、「適している用途」を見ても練習に合っていそうだったので赤字にしました。

他は完全レーサーのようでしたので練習シューズの候補からは除外しました。

各シューズについて

レースカテゴリの中でもFlowだけはクッショニングが”バランス”になっていて、適度なクッション性があるようです。一方、RushとFlashのクッショニングは”ダイレクト”のガチ・レーサーと言えます。「適している用途」にも10km以上のランニングが載っていないので、レースもマラソンのような長距離ではないのかもしれません。ということでレースカテゴリならFlowが練習用に良さそうです。

そしてこのFlowがSurferの上位互換っぽいです。クッショニングがどちらも”バランス”で、安定感も同じ”フレキシブル”です。そしてFlowの方が軽くて、さらに安い。となるとSurferの魅力は何なのでしょうか。ソールが全然違うようなので、その辺りは実際に走ってみたりしないと分からないですね。

まとめ

こんな感じでまとめた結果、僕なら練習用にFlyer、レース用にFlowが良さそうです。あくまでウェブ上で分かる情報だけで書いたので、実際に走ってみれば「SurferとFlow全然違うやん!」とか「Swiftも捨てがたいな」と、なる可能性は大いにあります。最終的には履いてみて決めましょうね。

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