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SUUNTO 7が発表されたので仕様や特徴、価格を紹介します

SUUNTOの機種選び2020と銘打った記事を最近書いたばかりでしたが、SUUNTO 7が発表されました。なんとSUUNTOデザイン+Wear OSという悩ましい存在です。

※本記事の画像は全てSUUNTOのウェブサイトから引用しています。

SUUNTO 7の特徴

Wear OS搭載

なんと言っても最大の目玉はWear OS by Googleの搭載ですね。これによってSUUNTO初の本格スマートウォッチとなりました。

Wear OSのおかげでGoogle Playでアプリをダウンロードできますし、GoogleアシスタントやGoogle Fitが使えます。またGoogle Payでの支払いや音楽コントロールも出来るようになっちゃいます。文字盤もSUUNTOが用意している以外のものに変更可能です。一気に進化しますね。


GARMINは支払いや音楽再生等、自前のOSで頑張っていますがSUUNTOはWear OSに乗っかった形です。

ただ支払いについてはNFCのみの対応で、Felicaを採用している日本の電車の乗り降り等には使えません。

オフラインアウトドアマップ+ヒートマップ 

オフラインで地形マップが見られるようになります。これはSUUNTOらしい機能ですね。アウトドアアクティビティの際に良さそうです。

またWiFi接続時にダウンロードしたヒートマップ(アクティビティをしている人が多い場所が赤く表示される機能)もウォッチ上で表示できます。

ディスプレイのクオリティが高い

Wear OSに対応する為、もちろんタッチディスプレイを採用しています。表示解像度もこれまでの機種と比べても一番高くなっていますし、表示も明るいようなので時計上の地図も見やすそうです。

WiFi対応でワイヤレスでアップデートが可能

WiFiに直接接続し、ワイヤレスで機能のアップデートが可能になっています。僕のSPARTAN SPORTはアップデートの為にパソコンに接続する必要があるので、これも嬉しいアップデートです。

価格

日本では6万4900円(税込)で1月31日に発売予定です。安くはないですね。

SUUNTO 7の残念なところ

バッテリーがスマートウォッチ使用で最大2日

これはどうしてもトレードオフになってしまいますが、高機能化に伴ってバッテリー駆動時間が最大2日、GPS使用して12時間とかなり短くなっています。時間表示だけのタイムモードにすれば40日間保つようですが、そんな場面はないでしょう。

短いといってもApple Watchよりは長いですが、もっとバッテリーが長いGPSウォッチを使っている僕としては、これは大きな悩みどころです。

Google PayはNFC対応だがFelica非対応

上で少し書きましたが、Felicaは非対応の為、Apple Watchと同等の使い勝手とは言えません。これだけで電車の改札を通ることは出来ないのは残念に思う方が多いでしょう。

VO2MAX推定不可

何故かは分かりませんが、仕様比較表ではVO2MAXが測れないようです。なので詳細な回復時間も表示されません。基本的には心拍数からVO2MAXを推定しているようなので、心拍数のモニタリングをしていれば可能なはずですが、疑問が残ります。

オプションアクセサリ非対応

心拍ベルトやスマートセンサー、Foot pod等は使用できないようです。ここはSUUNTOらしくないところですが、仕様比較では残念ながら非対応となっています。

ナビゲーション機能は廃止

独自のナビゲーション機能がありましたが、このモデルではなくなってしまったようです。そんなに使う機能ではないですが、これもSUUNTOらしい機能だったので残念ですね。

SUUNTO 5より価格が高く上位機種なのに、コンセプト的にはスポーツより日常生活を意識したモデルで少しラインナップとしてはチグハグな印象ですね。

まとめ

バッテリーの保ち時間が2日というのがやはり不便なので踏み切れなさそうですが、スマートウォッチの利便性+SUUNTOのデザインとなると個人的にはかなり悩ましい存在です。

SUUNTOさん、いつでもレビューさせてください。

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