カメラ

写真データのバックアップ体制を本気出して考えてみた

外付けHDDが壊れ、データの取り出しに55,000円(税込)掛かりました。

痛い。痛すぎる。55,000円あれば色んなものが買えます。家族で旅行に行ったり、多少豪華なディナーを食べたりも出来たはず。辛い。

こんな悲劇を2度と繰り返さない為、写真データのバックアップ体制を見直しました。

バックアップ基準は”全ての写真が見れること”

大事なものは、いつだって失ってから分かるものですよね。(何)

重要なデータ=写真データ

バックアップといっても今回は写真データを対象に考えました。壊れたハードディスクの中を復元するメインの目的は写真データだったからです。過去のPCのドキュメントファイル等も保存していましたが、それはなんとなく保存していただけ。写真データを失わない為にどう保存するかに焦点を当てて考えてみました。

写真=思い出すための媒体

なぜ写真データが必要なのか。それは僕にとって写真は記憶を引っ張り出す為の媒体だからです。写真を撮ること自体も好きで、良い写真が撮れれば嬉しいですが、「こんなことあったな~」とか「こんな表情してたんだなぁ」と思い出す為に写真を撮っているのも大きいです。

なので、”全ての写真を見返すことが出来る状態”をバックアップが取れている最低ラインと考えました。

バックアップ方法

方法としては単純ですが、Googleフォトに頼ります。

ひとまず全てGoogleフォトに入れる

頼るべきはGoogle様です。今後は最後の砦としてGoogleフォトに全ての写真をアップロードしていきます。無限に保存するにはGoogleフォトにおける”高画質”への圧縮を受け入れる必要がありますが、さすがに”高画質”と謳っているだけあって、画面上で見た限り特に劣化している印象はありません。

また調べてみると、この”高画質”に圧縮後の写真でもL版サイズの印刷ぐらいなら充分耐えうる画質のようなので、ひとまずここに残しておけば最低ラインのバックアップとしては問題ないでしょう。

スマホの写真は自動的にGoogleフォトに保存されていくので、デジカメで撮った写真は逐一手作業でGoogleフォトにアップしていきます。パソコンからSDカードの内容をGoogleフォトにあげてもいいですし、SDカードリーダーを使ってiPad Proに保存してGoogleフォトにあげてもOKです。

ちなみにiPad ProでSDカードを直接読み込むためのカードリーダーのレビュー記事はこちらです。

デジカメ→Googleフォトに直アップ、っていうGoogle謹製のデジカメとか出たら買うかもしれません。もしくはそういう機能を備えたWifi SDがあれば欲しいですね。

SDは一杯になったら買い足していく

さて最低限のバックアップを取れたところで、念の為に元データを残す努力もしておきます。ローテクな方法ですが、SDカードにはデータを残し、容量が一杯になったら買い足していくようにします。そうすることで元データもしばらくは保存できます。

SDカードは長期保存には向かず、2〜3年ぐらいでデータが消失する可能性が高いようなのであくまで一時的な保存です。最悪なくなってもGoogleフォトがあるからOKという気持ちですが、数年はデータが手元に残ってるほうがいいかなと思い、SDカードを買い足していく方式を試してみることにします。最近は大容量のSDも安いですしね。

特に大事な写真データはクラウドに保存する

例えば毎年夫婦で撮っている記念写真があるのですが、こういうのは特に大事なデータなので元データのままGoogleドライブ等のクラウドに上げておきます。ただ、ここはそんなに容量がないので(といっても無料で15GBありますが)特別な写真のみセレクトして保存します。

もし容量が足りなくなったらGoogle One等の有料クラウドを考えます。

まとめ

とりあえずGoogleフォトが安心をもたらしてくれそうです。あとはしばらく運用してみて考えます。

55,000円よ。お前の死は無駄にしない。

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