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Bang & OlufsenのE8を写真や仕様で新旧比較してみた

Bang & Olufsen(以下B&O)のワイヤレスイヤホンであるE8を、新旧比較してみました。個人的に大きいと思ったのは防水性とUSB-C対応です。

外観の違い

一番分かりやすいところから行きましょう。それはなんと、充電ケースです。

充電ケースが一番違う

ケースの見た目が変わりました。これが一番分かりやすい変化です。E8 1では丸くてコロンとしたケースでしたが、2.0では四角くコロンとした形状になっています。ケースについていたストラップもなくなりました。写真で見てみましょう。

左が2.0で右が初代

開けたときの台座も変わっていて、樹脂っぽい素材からヘアライン加工がされたメタルっぽい属素材に変更になっています。

左が初代で右が2.0


1は丸っこくて紐も付いていて少しカジュアルな雰囲気でしたが、2.0は高級路線という印象ですね。最初は1のかわいい感じの方が良かったと思いましたが、2.0に慣れた今、改めて1を見ると少しチープに見えてしまうので慣れとは怖いものです。ちなみに、ケース全体は変わらず本革でカバーされています。贅沢。

イヤホン自体の見た目は同じ

イヤホンに関しては見た目は全く変わりません。シャッフルすると本当にどっちか分かりません。

左から、初代の左耳、2.0の左耳、2.0の右耳

仕様の違い

ドライバー径は5.7mmで1から変更なく、イヤホンとしての基本性能は変わっていません。が、他に色々変わっています。

IP54防塵防滴になった

ランニングにイヤホンを使う僕にとってこれが一番ありがたい変更です。汗をかいた時の安心感が違います。

防塵防水規格のIP54ですが、具体的な意味は下の通りです。IPの直後の数字が防塵性、その後の数字が防水性を表しています。

  • 5:粉塵が内部に侵入することを防止する。若干の粉塵の侵入があっても正常な運転を阻害しない。(防塵形)
  • 4:飛沫に対する保護。いかなる方向からの水の飛沫によっても有害な影響をうけない。(防沫形)

埃はさておき、水の飛沫もOKということは基本的に汗をかいても問題ないでしょう。

最大再生時間が伸びた

最大再生時間が12時間から16時間になりました。といってもイヤホン単体での最大再生時間は4時間のままで、充電ケースの容量が4時間分増えています。イヤホンと充電ケースが共に満充電だと、イヤホン4時間+ケース12時間(4時間x3回分)=合計16時間の再生が可能ということですね。最大16時間あれば、毎日往復3時間の通勤・通学があっても平日分はカバーできます。

ちなみに先日フルマラソンを走った際に、iPhoneとペアリングしたE8 2.0で走ってみましたが、実測で4時間10分は充電が持ちました。公表値より若干良かったのは意外でした。

ワイヤレス充電が可能になった

ケースが変わったと書きましたが、実は形状だけでなくワイヤレス充電が可能になっています。ケースをそのままQiの台座におけば充電が可能です。まだ試せていませんが、カバンから出して置いておくだけで充電が可能なのは間違いなく便利ですね。

充電端子がUSB-Cになった

E8 1は充電端子がマイクロUSBでしたが、USB-Cになっています。iPad ProもUSB-Cですし、AndroidのスマホもUSB-Cです。いずれはiPhoneもLightingをやめてUSB-Cに移行するでしょうから、時代にあった変化と言えるでしょう。

個人的にはE8の為だけにマイクロUSBを持ち歩く必要があったので、iPad Proとケーブルを兼用できてありがたいです。

まとめ

E8 1からE8 2.0への変化を見てみました。地味に色々違いますね。といってもどちらも音質は素晴らしいので、E8 1を持っていて問題なく使えている方は、わざわざ買い換える必要はないでしょう。

もしあなたがどちらを買うか迷われているのであれば、上記の「仕様の違い」に対して1万円出せるかを考えてみましょう。ちなみに僕なら新しい方を買います。(背中押すやつ)

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